ハルリン攻略6


#6 それぞれの夏

気付いた者が、果たして何人いたのだろう。
魔気そのものが、消えたわけではないことに・・。


【LEVEL20-27 エクストラストーリー編】


エンディング後、Mr.Kのゲームでは毎度おなじみの『楽屋裏』へ到着。集めたサウンドエレメントを使って曲を聴くことができる『蓄音機』も、ようやく初登場である。
部屋の右上の扉は、『エクストラストーリー編』と呼ばれるもので、LEVEL1からこれまでの物語、すなわちハルリン本編のその後を描いたおまけ的なシナリオとなっている。ハルリンの完全クリアを目指すならば、避けては通れない道だ。
エンディングの余韻にひと通り浸ったら、すぐにでも扉をくぐってみよう。
ただし、LEVEL13でハルルを救出していない場合は扉が開かず、エクストラストーリー編に進むことはできない。
この場合は、当然ゲームを最初からやり直し、ハルルを救出した上で再度クリアする他に道はないが、せめてもの救済措置として、部屋の左上にある『始まりの門』がある。これを利用することで、所持金と装備、ゲームレコードだけは引き継いでやり直すことができる。
なお、ハルルを救出している場合は『始まりの門』は利用できないので悪しからず。

エクストラストーリー編は、4つの『エクストラストーリー』から好きなものを選び、好きな順番で4つ全てクリアすることが目標となっている。基本的にはいずれのストーリーも、進行中いつでも楽屋裏へ戻ることができる為、実質的にはエクストラストーリー編はフリーシナリオになっていると言える。

ここからはそれぞれのエクストラストーリー編を解説していこうと思うが、その前に、楽屋裏でのアミィのセリフに注意されたい。
本編を1度クリアしたことをきっかけに、冒険中に訪れた各地の闘技場で『シルバーカップ』が新たに開催されている。本格的にエクストラに挑む前に挑戦してみるのも一興だろう。
また、クリア前には行けなかった『ラグナコロシアム』でもバトルが開催されており、ここで勝つことで、アミィがゲストキャラとして仲間になり、レベルも1上がる。さらに彼女がいれば、スターナイトスタジアムのシルバーカップ制覇後、スターナイト・マンションでレライエを仲間に出来るのである。


さて。それでは個々のエクストラストーリーを見ていこう。
その1
『ななみく! バラバラバトル!』は、ミクルと、妖精のナナの2人で挑む闘技大会。
ただし、ここでのゲストキャラ・ナナはなかなかのクセモノ。通常のバトルとは違う戦術を要求される。
というのは、ナナはこれまでの仲間と違い、プレイヤーのコマンド入力を受け付けずにフルオートで戦うからだ。それも、最適な行動を確実に取ってくれるとは限らない為、ナナの動きを読みながら、ミクルが彼女の行動の穴を適宜フォローせねばならない。
会場である『バトルオリンピア』には、ナナ用の魔法を売っているショップがあるので、まずはここでナナのコマンドを増やそう。補助系の魔法はあまり使ってくれないので、攻撃と回復を中心に選ぶと良い。近くの宝箱に入っている5000リルは、Mr.Kからのプレゼントだと思って、是非とも軍資金に充てて頂きたい。ナナの魔法を増やしすぎて、狙ったものを実戦でうまく使ってくれない場合は、忘却の天使ラキエルと名乗る奴に頼めば、ナナの覚えている魔法を全て消してくれる。『全て』なので要注意。

肝心のバトルオリンピアでの戦いだが、とにかくナナのMPを切らさないことを心がけたい。
ナナはアイテムを使っての回復は行えない為、MPが尽きると通常攻撃を繰り返すだけとなってしまうからだ。この状態でミクルが倒された日には、それこそ目も当てられない。
あとは、魔法を使っての戦いが続くので、MP回復アイテムを多めに持っていけば良いだろう。
バトルに優勝した後ユウに話しかけることで、ユウとミクルの連携ワザ『百花繚乱』を習得できる。どんな効果なのかは、是非とも自身の目で確認されたし。


エクストラストーリー2
『落ちこぼれ共のRPG』は、エクストラストーリーの中でもかなり異色の内容となっている。開始時に教えてもらえるコマンドを実行することで、ハルリンと全く別のRPGが突如として始まるのである。このRPGは、特に目立ったシステムを搭載していないオーソドックスなもので、キャラクターの成長も、普通に経験値制。いわゆるストーリー重視のRPGだ。
最初にハルリン世界から落ちこぼれ世界へ飛ぶ時以外は、ハルリン世界と落ちこぼれ世界の行き来は不可能。落ちこぼれ編のゲームデータは、専用のセーブを用意して記録すべし。

落ちこぼれ編は全5章仕立てだが、3章以降をプレイする為にはパスコードが必要になる。
このパスは、他のエクストラストーリーを1つクリアするたびに、楽屋裏のフォルネウスが1つずつ教えてくれるもの。つまり、楽屋裏に来てすぐの段階では第2章までしかプレイできず、また、第5章へ進む為には、落ちこぼれ以外の3つのエクストラストーリーを全てクリアしている必要があるというわけだ。

所で、落ちこぼれ編では『ごほうびパスコード』、『クリアコード』などという名目で、6桁の謎の数字を手に入れることがある。これは、本編のスターナイト・マンションにある『不思議な出来事センター』で入力することで、ユウ達のレベルアップなどの効果が発揮されるというもの。第5章クリア時に手に入るパスを入力することで、ルーシオとミコトが連携ワザ『アニマ・セラ・イナミ』を習得し、落ちこぼれ編クリアとして認証される。
ちなみに、落ちこぼれ編中で手に入るサウンドエレメントも、説明欄を見ると6桁の数字が刻まれているが、こちらもセンターで入力することで、ユウ達がそのエレメントをゲットできるようになっている。サウンドエレメントのコンプリートには、これら落ちこぼれ編限定のものは欠かせない。


エクストラストーリー3
『神の知力を追え』は、前作・リオスト2をのプレイ経験がある人ならば覚えているであろう、恐怖の『ヒカリン編』に似た内容。ユーリ、ハルル、チコの3人で各地を歩き回り、合計50冊の本を拾い集めるというストーリーになっている。
このストーリー中では、ワープクリスタルがアイテム欄から消滅しており、使用することができないが、代わりに、ユーノリアの病院前にワープパネルが設置されており、ここからヘブンサイド、ルナテミリオンとの間を行き来できる。楽屋裏に戻りたい場合は、ユウの家にあるパネルだ。
また、このストーリーでは、話しかけると一時的に4人目の仲間として加入してくれる仲間キャラが、ミクル、ルーシオ、エリル、シャント、ミト、スグリ、ジャンの7名、各地にいる。
4人目の仲間を加えると、一旦楽屋裏に戻るまでメンバーの入れ替えはできなくなる。さらに、特定のキャラの加入が、本の入手に関わってくるパターンもあるので気が抜けない。
それでは以下に、お待ちかねであろう、50冊の本のありかのヒントを記す。一応見づらくしてあるので、見たい方のみ反転されたし。

1・・星月夜の町を訪れる地上の民を迎える
2・・天使研究所を攻め落とす際、生命をつなぐ補給路となった道
3・・本棚。拾った者は、水をワインに変えると言われる能力者
4・・本の並ぶ研究所。異国の数字の本と同じ区画に
5・・愛する2人。引き裂かれた絆。恋が実らねば、この本は得られない
7・・ジャンクションの切り替えは、正しく行って下さい
6・・月光の名を冠した商店。商品に混じって、それはある
8・・研究所の戦い。敵の最大呪文『ディオガ・パチルドン』を打ち破れ!
9・・その本は、雷の石とともに夜空にたゆたう
10・・聖戦の間。妖精との敵対を選ばねば、本のコンプリートはない
11・・拾ったのは、キルムを倒した、妖精族の小さな勇者
12・・風吹きの空廊にて、彼は友人の助けを待つ
13・・彼女は自らの故郷にて、茂みに隠れて魔物に怯える
14・・ユリエルの店。テーブルに何気なく置かれているのは・・
15・・最終兵器に守られてるなんて、使徒さま、ついに妖精にまで目をつけられた?
16・・天の王宮。力の法術に守られている
17・・聖戦の間を抜け、カミエルの元へ
18・・強敵うごめく空の水路。偉大なる魔術書は、草の結界に守られている
19・・王宮庭園でミーのビートを聴かせてやるze!!
20・・姉貴が読んでいる途中だったらしい
21・・ある詐欺師のつぶやく言葉。そこから全てが始まる
22・・空間の歪む13F。かつて行き止まりだった場所に、数学の本が・・
23・・天使の塔10F。プロト版では、スイッチに何度も乗り直さねばならなかった
24・・ウッドデッキの裏口は決して見せ掛けではない
25・・弥彦の家から迷わず飛び出せ
26・・知的な陰陽師には、意外な趣味があった
27・・笠原家の裏手の畑。木の裏は基本中の基本パターン
28・・かつて通れなかった空廊。助けて音速戦士クロクトマン!
29・・あの時ナビスライムの軌道を書き留めたメモ。ユーリはまだ持っているだろうか
30・・歴史と英語と数学と国語はどうやって勉強すればいいのか・・。うぇーんうぇーん
31・・私を貴様等と共に戦わせるジャーン!→じゃあ倒す
32・・実はエリルは文系の生徒なのかも知れない
33・・オセはエインハーヤーに昇格していた
34・・風の少女は、不運にも地下水道へ迷い込んでいた
35・・その隣にある力は、敵の速さを奪う剣
36・・拾ったのは、リムジンに乗る人物らしい
37・・4幹部のリーダーが、買い物中に何かを思い出したようだ
38・・そこから見えるは、星の歩みが大地に刻んだ軌跡
39・・彼女の助けがなければ、ここから出ることは出来なかっただろう
40・・ハハハハ、拾った物は僕のものさ!
41・・拾った者は、どうしてもこの曲を演奏してみたくなったのだろうか
42・・炎の魔女の部屋では、ルシファーの召喚が行われようとしていた
43・・ルーシオさま。ミコトは監禁されていた時、この場所を見ていたログがありまス
44・・ミコト救出の際には、大変お世話になりました
45・・間違えて公衆電話に備え付けられた
46・・分かったぞ! 犯人は楽屋裏にいる人間、そして車を持つ者だ!
47・・間違えてツールボックスに押し込まれた
48・・出会い系サイト普通だぜ!
49・・ヲィ、クールに無断ゲットしてんじゃねぇよ(ユーリ談)
50・・すまん。みんなが集めた49冊は、俺の見つけた1冊より軽い


番号が近い本同士は、近いエリアにあることが多いので、それも参考に探してみるべし。
全ての本を集めた後は、ユーリとハルルが連携ワザ『リキュベレーション』を習得、さらにエンディングイベントで『最後の戦い』の伏線が張られる。


エクストラストーリー4
『2人で無敵! タッグバトル』は、エリルとマイヤの2人で挑むバトル大会。ルールは、制限時間10分内に、会場をうろついているライバルのタッグと戦い、勝ってポイントをゲットしていくというもの。ここでは、移動中にメニュー画面を開くことができないという制限がかけられている。
戦いの場である『バトルフロート』は無数の正方形の島で構成されており、それぞれの島に0〜3の数字が刻まれているが、戦いに勝った時にゲットできるポイントは『倒した相手の持ち点の半分×戦った島に刻まれていた数字』となっている。負けた側はポイントを半分奪われるので注意されたし。
ライバル達は、エリル&マイヤが立っている島に刻まれた数字(=得点倍率)によって行動を変える。『0』、『1』ならば積極的に近づいて来ることはないし、『2』、『3』ならば猛ダッシュで突撃をかけて来る。戦いを避けたい時は、倍率の低い島へと逃げるべし。
なお、時折、2人のHPとMPを全回復してくれるポイントが設置されている島があるが、ここは得点0倍の上、ライバル達が最高速で特攻して来るので要注意である。
ライバル達には14〜19秒(ランダム変動)おきに、いずれか1チームに、エリル達のバトルと関係なくポイントが40〜60点入れられるが、この際、どのチームにポイントが加算されるかは確率に基づいて決定されている。以下が内訳。

ミコ&アンソニー・・30%
チコ&スグリ・・20%
ルーシオ&ミコト・・10%
セーレム&ミモ・・10%
澪&プラミィ・・10%
ゾライア&シアラ・・5%
ポントス&キーン・・5%
ロクロー&ハルカ・・5%
ロドリゲス&ジュリアーナ・・5%

最強のライバルであるミコ&アンソニーとは、戦いは避けられないと思った方が良い。
制限時間である10分が終了した時点で、さらに、全てのライバルに50〜70点のプラス補正がかけられる。最終結果発表までライバルの点が分からないのをいいことに、内部的には結構やりたい放題やっているようだ。
その上で、エリル&マイヤチームの得点がトップであれば優勝し、エクストラストーリー4クリアとなる。今回習得できる連携ワザは、エリルとチコの『エックス斬り』だ。
ちなみに、スコアが300点以上だった場合は『☆セルフヒーリング』、500点以上なら『☆セルフヒーリング2』、800点以上ならば『☆セルフヒーリング3』を副賞としてゲットできる。


以上、右端の扉を除いた4つのエクストラストーリーをクリアすると、この章の最初にチラっと触れた『始まりの門』をフル機能で利用できるようになる。ストーリーを最初から始めるだけではなく、レベルを引き継ぐことができ、さらに、この門から再度本編を開始し、クリアすることで、次なるイベントが解放されるのだ。
ここでは便宜上、フル機能の『始まりの門』を利用して再び開始したハルリン本編のことを『2周目』と呼ぶことにする。
2周目以降の新イベントについては、次章で解説させて頂こう。


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